明日28日(木)は雲が多くなり、関東地方の猛暑は和らぐでしょう。ただ、暑さが和らぐのは一時的です。8月最後の週末は体温を超えるほどの危険な暑さになるでしょう。猛烈な残暑は9月8日頃に収まりそうです。

●猛暑が和らぐのは一時的 週末は内陸で40℃の所も

明日28日(木)は関東地方を前線が通過したあと、北海道付近に中心を持つ高気圧に覆われるでしょう。関東地方には高気圧の周りを流れる湿った北東の風が吹くため、低い雲が広がりやすくなりそうです。

予想最高気温は東京都心と横浜市、水戸市で31℃、千葉市とさいたま市、宇都宮市は32℃の予想です。日差しは控えめで、猛烈な暑さは和らぐでしょう。東京都心では今日27日(水)まで10日間続いた猛暑日連続記録が途切れそうです。
内陸にある前橋市は日差しの出る時間がほかの地域よりも長いため、34℃まで上がるでしょう。しかし、ここ数日よりも気温の上がり方は鈍くなりそうです。

ただ、猛烈な暑さが和らぐのは一時的です。
8月最後の週末である30日(土)と31日(日)は南から再び太平洋高気圧に覆われるため、広い範囲で35℃以上の猛暑日になるでしょう。体温と同じくらいの暑さになる所が多くなりそうです。前橋市では30日(土)の最高気温が39℃まで上がるでしょう。群馬県や埼玉県を中心に40℃に達する地域があってもおかしくありません。

3日(水)は秋雨前線が関東地方にかかるため広い範囲で雨が降るでしょう。日差しは少なくなりますが、多くの所で真夏日と熱帯夜が続きます。雨が降っても空気は冷えず、肌にまとわりつくような蒸し暑さになるでしょう。

●9月の第2週に天気ぐずつく 猛暑の出口は8日か

体にこたえる暑さは7日(日)頃まで続くでしょう。猛暑日になる所は少なくなりますが、それでも気温は高めで各地で真夏日が続きそうです。

その後は再び秋雨前線が関東付近にかかるため、雨が降りやすくなるでしょう。真夏日の所が多いものの体温に迫るほどの暑さにはならない見込みです。8日(月)からの長雨は猛暑の終わりを告げる雨になるかもしれません。

情報提供元: tenki.jp日直予報士