4日も猛暑日続出 西日本で40℃予想の所も 命にかかわる危険な暑さに厳重警戒
今日4日も猛烈な暑さに警戒が必要です。全国のアメダスの3割以上で35℃以上の猛暑日に。西日本では40℃の予想の所も。東北から九州、沖縄にかけて多くの地域に熱中症警戒アラートが発表されています。熱中症に厳重に警戒をしてください。
●西日本では40℃予想の所も
今日4日も北海道から近畿、中国、四国にかけて、全国のアメダスの3割以上で最高気温35℃以上の猛暑日の所が予想されています。体温超えるほどの気温が予想されている所もあります。山形市や前橋市、長野市では39℃の予想、京都府舞鶴市、兵庫県豊岡市、鳥取市では40℃の予想で、命に関わるほどの危険な暑さとなるでしょう。
一方、日差しが控えめで、所々で雨や雷雨となる九州は、昨日3日より低く、35℃以上の猛暑日の所はグッと少なくなりそうです。猛暑はおさまるでしょう。沖縄も35℃に届かない見込みです。ただ、湿度は高く、不快な暑さが続きそうです。
●36都府県に熱中症警戒アラート発表
今日4日は、東北の岩手、山形、福島をはじめ、北陸、関東甲信、東海の全域、そして近畿、中国、四国、九州の多くの地域と沖縄の「36都府県」に熱中症警戒アラートが発表されています。これらの地域はもちろんですが、熱中症警戒アラートが発表されていない地域でも、35℃前後まで気温が上がり、体にこたえる暑さとなりますので熱中症に注意が必要です。
熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、原則、中止や延期をするようにしてください。
●熱中症警戒アラート発表基準
熱中症警戒アラートは、熱中症を予防することを目的に、環境省と気象庁が共同で発表して、暑さへの「気づき」を呼びかけるための情報です。
熱中症警戒アラートを発表する基準は「暑さ指数(WBGT)」です。暑さ指数は「気温」「湿度」「輻射熱(地面や建物・体から出る熱で、温度が高い物からはたくさん出ます)」を取り入れた、暑さの厳しさを表す指標です。
この暑さ指数が、全国を58に分けた府県予報区等のどこかの地点で、「33」以上と予想した場合、熱中症警戒アラートが発表されます。熱中症警戒アラートが発表された所では、日頃から実施している熱中症対策を、普段以上に徹底することを心がけてください。