今日28日も午前中から体温並みの猛暑 午後は40℃に迫る所も 熱中症に厳重警戒
今日28日も猛暑が続いています。午前11時30分までで、全国で一番気温が上がっているのは群馬県桐生市で37.3℃と体温並みの暑さとなっています。午後はさらに猛暑の範囲が広がり、内陸では40℃に迫る所もあるでしょう。熱中症に厳重に警戒してください。
●今日も40℃に迫る所も
今日28日も九州から東北南部にかけて、広い範囲で夏空が広がり、強烈な日差しが照り付けています。真夏の太陽光と暑い空気が日本列島を覆っている影響で、朝から気温がグングンと上昇しています。午前11時30分現在、35℃以上の猛暑日にすでになっているのは66地点。全国でもっとも気温が上がっているのは群馬県桐生市で37.3℃と体温を超えるような猛暑となっています。
このあとも午後に入ると猛暑日地点はさらに増える見込みで、予想最高気温は福島や前橋、京都など38℃、福島県伊達市39℃など40℃に迫る所もあるでしょう。こまめな水分や適切な塩分補給をして、エアコンを使った涼しい室内で過ごすなど、できる限りの熱中症対策をして、お過ごしください。
●熱中症の応急処置
熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。