来週前半にかけて酷暑ピーク 北海道~九州で災害級の暑さ 40℃予想も 2週間天気
来週前半にかけて酷暑のピークとなりそうです。北海道帯広市では24日(木)は40℃と記録的な暑さとなる可能性があります。東北から九州は広く猛暑日(最高気温35℃以上)で、京都市や大分県日田市では39℃と40℃に迫る暑さの日があるでしょう。熱中症に警戒してください。沖縄は熱帯低気圧や台風の動向に注意が必要です。
●夏空が広がるも 天気の急変に注意 沖縄は熱帯低気圧が近づく
この先1週間も本州付近は太平洋高気圧に覆われて、強い日差しが照り付けるでしょう。
ただ、23日(水)も関東甲信を中心に発雷確率が高く、大気の状態が非常に不安定になりそうです。午後は内陸部を中心にゲリラ雷雨に注意が必要です。
沖縄は湿った空気の影響で、雨が降りやすいでしょう。24日(木)頃は熱帯低気圧が近づき、雨や風が強まりそうです。最新の気象情報にご注意ください。
●災害級の暑さ 40℃予想も
日本列島は暖気に覆われ、特に北海道では平年より10℃前後高い暖気が流れ込むでしょう。札幌市でも23日(水)と24日(木)は35℃と猛暑日となりそうです。帯広市では24日(木)は40℃と記録的な暑さとなる可能性があります。
東北から九州にかけても広く猛暑日(最高気温35℃以上)で、内陸部では37℃から38℃と体温並みや体温超えの暑さとなるでしょう。日田市では23日(水)に、京都市は28日(月)に39℃と40℃に迫る暑さとなりそうです。
広範囲で危険な暑さが続きます。熱中症に厳重な警戒が必要です。
●台風や熱帯低気圧の動向に注意
31日(木)以降は本州付近にも湿った空気が流れ込みやすく、雲が広がりやすくなるでしょう。太平洋側を中心に雨が降る日もありそうです。
また、気象予測モデルでは台風や熱帯低気圧が発生すると予測するものもあります。最新の台風情報にご注意ください。
1週目(7月23日~29日)ほどではないですが、厳しい暑さが続くでしょう。東海から九州を中心に猛暑日(最高気温35℃以上)となりそうです。引き続き万全な熱中症対策が必要です。