台風6号「ウィパー」発生 三連休に先島諸島で波が高まる可能性
18日(金)午前3時、フィリピンの東で、台風6号「ウィパー」が発生しました。
●台風6号「ウィパー」発生
18日(金)午前3時、フィリピンの東で台風6号「ウィパー」が発生しました。中心気圧は996hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sとなっています。台風6号は今後、フィリピンの東を北西に進み、南シナ海を通り、23日(水)にはベトナム見通しです。
日本への直接的な影響はない見込みですが、19日(土)には先島諸島に近づき、海上では波が高くなる可能性があります。また台風周辺の湿った空気の影響で活発な雲がかかる恐れもあります。最新の台風情報を確認するようにしましょう。
●台風の名前
「ウィパー」は、タイが用意した名前で「女性の名前」に由来しています。台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。