10日は関東で猛烈な雨の恐れ 15日も警報級の大雨 梅雨明けはまだ先 2週間天気
今日10日(木)は梅雨前線の影響で、関東で線状降水帯が発生する恐れがあります。低い土地や地下施設への浸水、河川の増水や氾濫、土砂災害に厳重に警戒が必要です。11日(金)も関東では断続的に雨が降り、さらに雨量が増えるでしょう。その後も全国的に雲が広がりやすく、15日(火)頃は東海や関東を中心に警報級の大雨となる恐れがあります。関東甲信や北陸、東北の梅雨明けはまだ先となりそうです。
●たびたび警報級の大雨の恐れ
10日(木)は梅雨前線の影響で、関東(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京地方)では線状降水帯が発生して、猛烈な雨が降り、大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。低い土地や地下施設への浸水、河川の増水や氾濫、土砂災害に厳重に警戒が必要です。
11日(金)も関東は断続的に雨が降り、さらに雨量が増える恐れがあります。沖縄も雨や雷雨となりそうです。九州から東海では晴れ間は出ますが、午後は所々で雨や雷雨があるでしょう。東北は雲が多いですが、北海道はおおむね晴れる見込みです。
12日(土)以降も雲が広がる日が多く、14日(月)は雨の降る所が多いでしょう。特に15日(火)頃は低気圧や前線の影響で東海や関東を中心に大雨となり、警報級の大雨となる恐れもあります。
関東甲信や北陸、東北の梅雨明けはまだ先となりそうです。
●九州から東海を中心に厳しい暑さ
最高気温は、福岡市から名古屋市では35℃前後の日が多く、猛暑日(最高気温35℃以上)の日もたびたびあるでしょう。体にこたえる暑さが続きそうです。
東京都心では11日(金)、12日(土)、16日(水)は30℃に届かないでしょう。厳しい暑さは少し和らぐ日もありそうです。仙台市は12日(土)までは涼しい空気に包まれるでしょう。14日(月)以降は仙台市や札幌市でも真夏日(最高気温30℃以上)の日があり、蒸し暑くなりそうです。
●晴れる日が増える 厳しい暑さと寝苦しい夜
18日(金)以降は、九州から関東は強い日差しが照り付けるでしょう。関東甲信の梅雨明けは来週後半以降となりそうです。ただ、所々でにわか雨や雷雨はあるでしょう。東北や北海道は雲が広がる日が多く、21日(月・海の日)と22日(火)頃は雨が降りやすい見込みです。
厳しい暑さの日が多く、福岡市や名古屋市、東京都心などでは猛暑日(最高気温35℃以上)の日があるでしょう。また、熱帯夜も多く、寝苦しい夜となりそうです。夜間の熱中症にも注意が必要です。