26日にかけて断続的に雨が降り局地的に大雨 中国地方は梅雨終盤の大雨に警戒を
中国地方は前線に向かって暖かく湿った空気の流れ込みが続くため、26日(木)にかけて断続的に雨が降る見込みです。局地的にバケツをひっくり返したような雨が降り、大雨になる恐れがあります。急な強い雨や落雷、突風にもご注意ください。
●26日(木)にかけて活動が活発な梅雨前線の影響を受ける
今日23日(月)本州付近へ南下した梅雨前線は、明日24日(火)にかけては再び本州付近を北上する見込みです。
25日(水)には日本海にのびる前線の上を低気圧が進み、26日(木)にかけて前線が中国地方を通過するでしょう。
前線に向かって、暖かく湿った空気の流れ込みが続き、大気の不安定な状態が続く見込みです。
●雨がやんでも 再び発達した雨雲が流れ込む
26日(木)にかけては、断続的に雨が降り、局地的に激しく降る見込みです。いったん雨がやんでも、再び発達した雨雲が流れ込むため、天気の急変にご注意ください。
26日(木)午後3時にかけての72時間降水量は、多いところで100ミリを超える見込みです。
●大雨の時に危険な場所
実際に大雨が発生したら、適切な対応ができるよう、事前に確認しておくことが大切です。安全を確保するために以下の点に注意してください。
① 河川や用水路には近づかないでください。普段は流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって水かさが増したり、流れが速くなったりします。増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られるおそれがあります。
② 運転の際は、アンダーパスなど低い道路は避けるようにしてください。低い道路には雨水が流れ込みやすいため、すぐに冠水してしまうおそれがあります。車が水没して故障したり、水圧によって、ドアが開かなくなったりして、車内に取り残されると、非常に危険です。無理をして通らず迂回するなどの対応をとってください。
③ 山などの急な斜面はいつ崩れるか分からないため、決して近づかず、斜面とは反対側に避難するようにしてください。土砂災害警戒情報や大雨警報の危険度分布を細かく確認して、状況を常に把握するようにしましょう。