今日16日 気温上昇 広く30℃以上 西日本は35℃以上の猛暑日も 熱中症対策を
今日16日の日中は気温がグングン上昇。30℃以上の真夏日地点が続出し、西日本では35℃以上の猛暑日になる所もある予想。適切に冷房を使うなど、熱中症対策を。
●広く30℃以上 湿度も高い 熱中症のリスク大
今日16日(月)は、南から暖かく湿った空気が続々と流れ込みます。
最高気温は昨日(15日)と同じかさらに高くなるでしょう。
沖縄や九州から東海、北陸、関東にかけて、広い範囲で30℃以上の予想で、東北でも内陸の一部で30℃以上の真夏日となりそうです。
近畿や中国、四国では35℃以上の猛暑日になる所もあるでしょう。
気温が著しく高く熱中症のリスクが特に高まることを示す「熱中症警戒アラート」が、和歌山県、香川県、奄美地方、沖縄の八重山地方に発表されています。
各地、気温だけではなく湿度も高く、体の熱が逃げにくい状況です。ノドの渇きを感じる前に、こまめに水分を補給し、汗を大量にかいたら適度に塩分を摂ることも忘れずに。屋外での作業などは決して無理をせず、時間を決めて休憩をとるようにしてください。
また、九州から近畿にかけては大気の状態が不安定で、所々で雷雨に。落雷による停電で冷房が使えなくなる可能性もありますので、保冷剤や凍らせたペットボトルなどを用意しておくと良さそうです。
なお、今週は、明日17日頃をピークに全国的に厳しい暑さが続くでしょう。連日、熱中症対策が欠かせません。
●熱中症予防のポイント
① 暑くなり始めの頃から、暑さに備えて体づくりを行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体を暑さに慣れさせてください。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。