近畿のゴールデンウィーク 28日は雨 5月は「清々しい」から「汗ばむ暑さ」に
近畿地方では、ゴールデンウィーク初日の26日(土)は清々しい陽気。28日(月)に、いったん雨となるものの、ゴールデンウィーク期間中は晴れる日が多いでしょう。5月に入ると暖気が流れ込みやすくなり、体感は「清々しい」から「汗ばむ暑さ」に変化する見込みです。熱中症のリスクが高まるため、屋外のレジャーにお出かけの方は対策が必要です。
●近畿のGWは清々しい陽気でスタート
ゴールデンウィーク初日の26日(土)は、大陸由来の乾いた空気をもった高気圧が西日本を覆う見込みです。近畿地方は、よく晴れて、この時季らしい清々しさが感じられるでしょう。ただ、うっすらと黄砂が飛来する可能性があるため、洗濯物や車などへの付着にお気をつけください。
27日(日)は、はじめ晴れますが、次第に湿った空気が流れ込み薄い雲が増えるでしょう。天気の崩れはないものの、段々と清々しさはなくなりそうです。
26日(土)と27日(日)は、最高気温は22℃前後の所が多く、日中は比較的過ごしやすいでしょう。一方で、朝の最低気温は大阪、神戸、和歌山で10℃~11℃、京都、彦根、奈良で6℃~7℃くらいの見込みです。平年よりも低い所が多く、朝は空気がヒンヤリするでしょう。日中との気温差が大きいため、調節できる服装を心がけてください。
●28日の近畿は太平洋側ほど雨
28日(月)は、前線を伴った低気圧が日本の南岸を東へ進む見込みです。近畿地方は、太平洋側の地域ほど雨雲がかかりやすいでしょう。お出かけを計画している方は、雨具の準備が必要です。低気圧の進む位置によっては、雨の範囲やタイミングが変わるため、最新の予報を確認するようにしてください。
●5月に入ると「清々しい」から「汗ばむ暑さ」に
28日(月)の雨のあと、29日(火・祝)には天気は回復し、再び清々しい陽気となるでしょう。
ただ、5月に入った頃から暖かい空気の流れ込みが強まり、上空1500メートル付近で12℃から15℃くらいの6月並みの暖気が近畿地方にしばらく流れ込む見込みです。このため最高気温25℃以上の夏日となる所が5月から急増し、京都や奈良では最高気温が28℃くらいになる日もあるでしょう。大阪の最高気温は26℃前後の見込みです。5月の連休中の近畿は、各地で汗ばむ暑さとなるため、日陰を利用したり、こまめに水分をとるなどの対策を心がけ、熱中症を予防しましょう。