明日13日から14日(金)にかけて、近畿地方では晴れる時間が多く、日差しがぽかぽか感じられるでしょう。春のお出かけが楽しめそうですが、ピークの時季を迎えたスギ花粉にご注意ください。その後、天気は下り坂で、週末は雨と風が強まる見込みです。

●昨日11日 ようやく京都で梅が開花

昨日11日(火)、京都で梅(ハクバイ)が開花しました。平年より17日遅く、昨年より25日遅い開花です。これにより、近畿地方の気象台で観測している梅(ハクバイ)は、全て開花となりました。京都で梅の開花が3月中旬までずれ込んだのは、1986年以来39年ぶりのことです。また、京都で梅の開花が3月11日というのは、平成以降(1989年以降)では最も遅い記録となります。

今シーズンは、度重なる寒波の影響で、いずれの気象台でも平年より遅い開花となりましたが、これから各地で春らしい景色が楽しめそうです。

●近畿のスギ花粉は最盛期 14日は「極めて多い」所も

明日13日(木)の近畿地方は、高気圧に覆われて晴れる所が多いでしょう。明け方ににわか雨の可能性がありますが、日中は天気の崩れはない見込みです。昼間は14度から18度くらいまで気温が上がり、ぽかぽか陽気となるでしょう。14日(金)も薄雲がかかる程度で晴れる時間が多く、お出かけ日和となりそうです。

明日13日(木)~14日(金)は、晴れて気温が上がるため、スギ花粉が急増。近畿の広い範囲で「非常に多い」飛散となり、和歌山県南部では「極めて多い」所もあるでしょう。近畿ではスギ花粉がピークの時季を迎えているため、お出かけの際はマスクやメガネで対策を行い、帰宅のときも花粉を払い落としてから家に入るなどして、家の中に持ち込まないよう心がけてください。15日(土)以降は雨が降るため、スギ花粉の飛散は、いったん落ち着く見込みです。

●15日~16日 雨・風強まる

15日(土)から16日(日)にかけて、日本の南岸を低気圧が発達しながら東へ進む見込みです。近畿地方では、広い範囲で雨が降り、雨脚が強まる所もあるでしょう。また、沿岸部を中心に風も強まる見込みです。週末に春のお出かけを予定している方には、あいにくの天気となりそうです。

情報提供元: tenki.jp日直予報士