これから明日30日(木)にかけて、近畿地方にはさらに強い寒気が流れ込み、北部は雪が降るでしょう。中部や南部にも雪雲が流れ込み、雪の降る所がある見込みです。風が強く、厳しい寒さが続くでしょう。

●今日29日(水)　北部を中心に雪で雷を伴う恐れ　中部や南部にも雪雲が流れ込む

今日29日(水)の夜にかけて、近畿地方の上空約1500メートル付近に、マイナス9℃以下の一段と強い寒気が流れ込む見込みです。西から雪雲が流れ込むため、近畿地方の北部では、日本海沿岸部や滋賀県の湖北を中心に断続的に雪が降るでしょう。雷を伴う恐れもあるため、落雷や突風に注意が必要です。中部や南部は晴れたり曇ったりですが、西風にのって所々に雪雲が流れ込む見込みです。京阪神でも雪のちらつく時間があるでしょう。西寄りの風が強く、日本海沿岸ではしけますので、強風や高波、雪による見通しの悪化に十分な注意が必要です。

●明日30日(木)　北部は引き続き雪　中部や南部も厳しい寒さが続く

明日30日(木)にかけても上空に強い寒気が流れ込み、近畿地方の北部は断続的に雪が降る見込みです。山地を中心にさらに積雪が多くなるでしょう。中部や南部も晴れ間は出ますが、雪雲の流れ込む所があり、風の強い状態も続く見込みです。日中の最高気温は30日(木)も各地で10度に届かず、日差しがあっても、厳しい寒さが続くでしょう。

●2月2日(日)は広く冷たい雨　来週は今シーズン一番の寒波襲来

強い寒気の流れ込みは31日(金)になるといったんおさまりますが、来週になると今シーズンに入り最も強い寒気が襲来する見通しです。今週末1日(土)から2日(日)にかけては低気圧が西日本付近を通過するため、1日(土)の夜から雨が降り出し、2日(日)は広く雨になるでしょう。また、この雨の後、4日(火)から6日(木)にかけては今シーズン一番の強い寒気が流れ込む見込みです。今回よりさらに強い寒気が流れ込むため、近畿地方では北部だけでなく、中部や南部でも広く雪が降り、かなり厳しい寒さになるでしょう。来週は寒さと雪に一層の注意が必要になりそうです。

情報提供元： tenki.jp日直予報士