師走らしい寒さ続く 次に寒気が強まるのは? 山間部は積雪増加 東海の2週間天気
この先、2週間の天気と気温です。年末にかけて寒気が居座り、時折り強い寒気が入るタイミングがありそうです。晴れる太平洋側では、昼間も風が冷たいでしょう。岐阜県山間部は、まとまった雪となる日があるため、雪の降り方に注意してください。
●積雪急増 今日16日正午現在の積雪の深さ
強い寒気の影響で、この土日は、岐阜県山間部でまとまった雪となった所がありました。活発な雪雲がかかり続けた郡上市長滝では、昨日15日たった一日で30cmの雪が一気に積もるなど、積雪が急増しました。
正午現在の積雪の深さは、岐阜県のアメダス地点の飛騨市河合で38cm、白川村で30cm、郡上市長滝で26cm、飛騨市神岡で8cmを観測しています。これまでに降った雪による交通障害や路面の凍結に引き続き注意してください。
また、14日(土)には、岐阜市で初雪が観測されました。平年より1日遅く、昨シーズンより3日早い観測でした。
●この先も寒気居座る 寒気が強まるタイミングは?
この先も、冬型の気圧配置が続き、寒気が強弱をつけながら居座る見込みです。
寒気が強まるのは、18日(水)から19日(木)と、22日(日)から23日(月)頃になりそうです。東海地方の上空5500m付近には、マイナス30℃以下の強い寒気が流れ込む見込みです。また、上空 1500m 付近には、平地でも雪が降る目安とされるマイナス6℃以下の強い寒気が、東海地方をすっぽり覆いそうです。
太平洋側の地域は、乾燥した晴天が続きますが、風の冷たい日が多いでしょう。強い寒気が入るタイミングで、名古屋など平野部でも雪の舞う可能性がありそうです。
岐阜県では、平野部では晴れ間がありますが、山間部を中心に雪雲や雨雲が流れ込みやすいでしょう。19日(木)頃と22日(日)から23日(月)頃は、雪の降り方が強まりそうです。最新の気象情報に注意してください。
●2週間天気後半:24日(火)~29日(日) クリスマスもこの時期らしい寒さになりそう
24日(火)以降も、太平洋側は乾燥した晴天が続き、岐阜県山間部は曇りや雪の日が続く見込みです。太平洋側の地域では、まとまった雨の降る日はなさそうです。イベントや帰省などでお出掛けする機会が多い時期です。この時期らしい寒さが続くため、風邪予防や防寒を万全にしてお過ごしください。
●空気が乾くと お肌も乾燥 対策は?
冬は、空気が乾いて気温が低くなるため、お肌の水分が蒸発して「乾燥肌」になりやすい季節です。乾燥肌を防ぐには、次のようなことに注意が必要です。
① お風呂は、ぬるめのお湯で、入浴時間は短めにしましょう。体をゴシゴシと洗いすぎす、泡立てた石鹸で、肌を優しく洗うのがおすすめです。お風呂上りには、すぐにボディクリームやローションなどで、お肌を保湿してください。
② 過度の暖房や電気毛布、こたつは、お肌の乾燥を引き起こすおそれがあるので、注意が必要です。
③ 衣類や寝具などは、直接、お肌に触れるため、素材選びがポイントです。シルクやコットンなど、刺激が少ない物がおすすめです。
もし、かゆくなってしまったら、市販の軟膏を塗ったり、冷やしたりするなどの対応をしましょう。それでも症状がよくならないときには、早めにかかりつけ医を受診してください。