この先、北海道や東北の日本海側を中心に雪の降る日が続くでしょう。特に7日から8日は強い寒気が流れ込み、大雪や吹雪で荒れた天気になりそうです。北陸は連日雨が降るでしょう。一方、関東から九州は冬晴れが続きますが、この時期らしい寒さに戻りそうです。来週末は東京都心で真冬並みの寒さになるでしょう。

●5日~11日の天気 週末は大雪や吹雪で荒天に

明日5日から6日のはじめにかけては、いったん寒気が緩むでしょう。ただ、6日午後になると一段と強い寒気が流れ込む見込みです。

週末7⽇頃からは、さらに強い寒気が南下して冬型の気圧配置が強まる見込みです。北海道や東北の日本海側、北陸などを中心に大雪や吹雪で荒れた天気となりそうです。雪の降る量が多くなり、積雪が一気に増える所もあるでしょう。8日にかけてが寒気のピークとなりそうです。

9日は冬型の気圧配置が一旦緩みますが、10⽇から11⽇は、再び冬型の気圧配置が強まるでしょう。北海道や東北の日本海側、北陸は11日にかけて雪や雨、曇り空が続く見込みです。

一方、関東から九州は太平洋側を中心に晴れる日が多いですが、週末以降はこれまでの季節外れの暖かさ一転、この時期らしい寒さに戻りそうです。朝晩も最低気温が5℃を下回り、冷え込みも強まりそうです。

●12日~17日の天気 13日は東京都心は真冬並みの寒さ

12日以降も寒気の流れ込みが続き、北海道や東北は雪の降る日が多いでしょう。北陸も雪や雨が続きそうです。

関東から九州は晴れる日が多いですが、近畿や九州では雨の降る日がありそうです。強い寒気が流れ込むと、太平洋側などでも雪がまじることもありますので、今後の最新の予想をご確認ください。念のため、今のうちから車の冬装備など雪への備えをしておくといざというときに安心です。

最高気温は、札幌は0℃前後で、青森は5℃に届かない日が多いでしょう。一日を通して氷点下の真冬日(最高気温0℃未満)となる日もありそうです。朝晩も連日氷点下でしょう。

関東から九州は12℃前後の日が多く、この時期らしい寒さになりそうです。13日は東京都心でも10℃に届かず、真冬並みの寒さになるでしょう。12℃前後の日は日中は時間帯によっては日差しの温もりを感じられることもありますが、朝晩は放射冷却でグッと冷え込み、霜が降りるほどの日もありそうです。冬物のコートで寒さ対策が必要です。

情報提供元: tenki.jp日直予報士