中国地方 山地は雪化粧も12月1日~3日は寒さ和らぐ 次の寒気は来週後半
今日29日(金)、寒気が流れ込んだ中国地方は日本海側を中心に雨や雷雨となり、冬の寒さとなりました。山地では今シーズン初の積雪を観測しました。今週末から来週のはじめは寒さが和らぎ、暖かい日もあるでしょう。ただ、来週の後半は再び寒気の影響で寒くなる見込みです。気温変化が大きくなるため、寒暖差で体調を崩さないよう、お気をつけください。
●今日29日(金)中国山地で積雪 冬の寒さに
今日29日(金)の中国地方はは、西から流れ込む寒気の影響で日本海側の地域を中心に雨が降り、山地では雪が降りました。29日(金)午後5時の積雪は鳥取県の大山で8cm、広島県の北広島町八幡で3cmとなっています。昨日28日(木)は大山で積雪が観測され、中国地方で今シーズン初の積雪となりました。
また、日中の最高気温は高い所でも10℃を少し超えるくらいと、12月上旬から中旬並みの寒さとなりました。
●今週末1日(日)の日中は寒さが和らぐ
明日30日(土)の午前中は西高東低の冬型の気圧配置で雲が多く、山陰の東部を中心に雨や雪の降る所があるでしょう。ただ、午後は冬型の気圧配置がゆるむため、瀬戸内側で次第に晴れる見込みです。日中の最高気温は、日本海側で10℃を少し超えるくらい、瀬戸内側で14℃から15℃くらいでしょう。日本海側を中心に西寄りの風がやや強く、寒い見込みです。
明後日1日(日)は日中は高気圧に覆われて、瀬戸内側を中心に晴れる所が多いでしょう。日中の最高気温は15℃前後で、寒さが和らぐ見込みです。
夜は気圧の谷の影響で雲が広がり、西部で雨が降るでしょう。
●来週は気温変化が大きい 次の寒気は来週後半
来週初めは、瀬戸内側を中心に晴れる見込みです。2日(月)から3日(火)の日中の最高気温は20℃近くになる所があり、季節外れの暖かさとなりそうです。
ただ、4日(水)からは気圧の谷や寒気の影響で日本海側を中心に曇りや雨の天気となり、この時期らしい寒さとなるでしょう。さらに7日(土)からは上空に強い寒気が流れ込んでくる予想で、山陰を中心に雪が降り寒くなる見込みです。寒暖差が大きくなるため、体調管理にお気をつけください。