6日(水)以降は冬型の気圧配置となり、日本付近には寒気が流れ込む見込みです。6日(水)から7日(木)にかけては、関東北部の標高の高い山で雪が降り、積雪となる所があるでしょう。週末は東京都心で今シーズン一番の冷え込みとなり、最低気温が10℃を下回りそうです。暖房器具や冬布団などの準備をしておきましょう。

●6日(水)夜~7日(木)朝 関東の山で降雪

明日6日(水)は、大陸から高気圧が張り出し、日本付近は次第に西高東低の気圧配置となるでしょう。関東にも寒気が流れ込み、朝晩を中心に冷え込みが強まりそうです。
明後日7日(木)にかけては、山に雪を降らせる目安である上空1,500メートル付近で0℃以下の寒気が、関東北部に流入するでしょう。群馬県や栃木県の山では標高およそ1,000メートル以上の地域で雪が降り、積雪となる所がある見込みです。

今回は標高の高い山が中心ですが、今後さらに強い寒気が流入すると、山沿いの道路でも路面状況が悪化するおそれがあります。
12月以降はたびたび強い寒気が入り、冬らしい天気や気温となる所が多い予想です。平野部を除いて12月に入るまでには冬用タイヤに交換するよう心がけましょう。

●9日(土)~11日(月) 沿岸部を中心に本降りの雨

8日(金)は高気圧に覆われるため、各地で晴れる見込みです。
9日(土)から11日(月)は前線や低気圧の影響で、断続的に雨が降るでしょう。沿岸部を中心に雨脚が強まる所もありそうです。週末の雨の降り方にはご注意ください。

●週末は東京都心で今季初の一桁予想 暖房の準備を

気温は10日(日)にかけて、平年並みか低くなる見込みです。特に寒気の流入が強まる7日(木)から9日(土)頃にかけては、日中は15℃前後で晩秋らしい寒さになるでしょう。朝晩は一段と冷え込み、東京都心でも10℃を下回る予想です。関東北部では霜が降りるほどの冷え込みになる所もあるでしょう。厚手の上着や毛布、冬布団などを準備しておくと良さそうです。

一般的に、外の気温が10℃を下回ると暖房が欲しくなる寒さと言われています。
7日(木)以降は朝晩を中心に暖房が欲しくなる寒さとなります。暖房の試運転など準備を進めておきましょう。

●気温と服装の目安

また、朝の通勤・通学の時間帯はコートが必要になるかもしれません。
気温が15℃を下回るとセーター、10℃くらいになると薄手のコートが活躍します。さらに10℃を下回るようになると厚手のコートが必要になります。

人によって寒さの感じ方が異なるため、あくまで目安ですが、服装選びの参考になさってください。一日の中でも気温差が大きくなる時期ですので、重ね着などで調節して、体調を崩さないようお気をつけ下さい。

情報提供元: tenki.jp日直予報士