3連休最終日、4日月曜は、東京では10月中旬並みの陽気で、金沢・京都・高知・鹿児島など、最高気温25℃以上の「夏日」地点は120を超えました。東北では、朝と昼の寒暖差が20℃以上の所が続出しました。ただ、5日火曜は、寒気が次第に南下するため、気温の変化に注意が必要です。

●4日月曜 15時までの最高気温

4日月曜は、北海道に近づいた低気圧や前線に向かって、南から暖かい空気が流れ込みました。さらに、東北南部や関東から西は広く晴れて、日差しが気温を押し上げました。

そのため、全国的に11月とは思えないくらい、気温が上がりました。

15時までの最高気温が、全国で最も高かったのは、沖縄県の南大東で30.4℃。25℃以上の「夏日」は、金沢・福井・京都・奈良・松山・高知・山口・長崎・佐賀・熊本・宮崎・鹿児島など、120地点を超えました。東京は22.9℃と、10月中旬並みでした。

また、東北を中心に、朝と昼の寒暖差が大きく、20℃以上の所が続出しました。青森県の三戸では、最低気温が氷点下0.1℃、15時までの最高気温が22.0℃と、その「差」が22.1℃になりました。

●5日火曜 全国的に気温ダウン

ただ、この「全国的に気温の高い状態」は、続きません。

5日火曜は、寒気が次第に南下するでしょう。最高気温は、北陸から北を中心に、4日月曜よりグンと下がる予想です。

札幌では8℃と、4日月曜より7℃も低くなりそうです。金沢では17℃と、4日月曜より一気に9℃もダウンするでしょう。急な寒さが、体にこたえそうです。

関東から九州では、20℃を少し超えるくらいの所が多いでしょう。東京は20℃、大阪は22℃の予想です。

気温の変化で体調を崩さないよう、十分お気をつけください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士