台風21号「コンレイ」発生 29日頃から南西諸島に影響か
今日25日(金)午前6時、マリアナ諸島で、台風21号「コンレイ」が発生しました。
●台風21号「コンレイ」発生 西よりに進む
今日25日(金)午前6時、マリアナ諸島で、台風21号「コンレイ」が発生しました。
中心気圧は996hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sで、西北西へ進んでいます。台風21号は今後、次第にフィリピンの東へ向かうでしょう。
南西諸島には、台風周辺の湿った空気が流れ込んで、29⽇(火)頃から再びまとまった雨になるおそれがあります。
台風の最新情報に十分注意し、早めの備えを行ってください。本州に影響が出ることも考えられますので、今後の動向に十分ご注意ください。
●台風の名前
「コンレイ」は、カンボジアが用意した名前で「伝説の少女の名前」に由来しています。
台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。