今日23日(水)深夜から明日24日(木)明け方にかけて、東から南東の空で月と火星が接近して見えます。今は火星が明るい時季で、素敵な共演が見られるでしょう。今夜は西日本ほど晴れて星空が観察しやすいですが、その他の所も観察のチャンスがある見込みです。

●月が火星に接近 西日本を中心に観察のチャンス

今日23日(水)深夜から明日24日(木)明け方にかけて、東から南東の空で月と火星が接近して見えます。火星は、これからちょうど明るく見える時季に入るため、月と並んでも目立つくらい輝いて見えます。火星が昇ってくるのが夜遅い時間帯なので、観察しやすいのは24日の未明から明け方となりそうです。肉眼や双眼鏡で、月と火星の美しい共演をお楽しみください。

今日23日(水)は寒冷前線が通過したあと西から高気圧に覆われるため、夜は西日本ほど晴れて観察しやすい見込みです。九州北部や中国・四国地方は星空がきれいに見られる可能性が高いです。九州南部や近畿、東海、関東も見られるチャンスは十分あるでしょう。九州南部や東北は、雲の切れ間から見ることができるかもしれません。

●24日未明の気温は?

今日23日(水)の夜は、早くから北風に変わる西の地域ほど冷える見込みです。24日(木)午前2時の気温は、九州北部や中国・四国地方は10℃から15℃くらいの所が多い予想です。九州南部、近畿、東海、東北は山沿いで10℃から15℃、平野部で15℃から20℃くらいでしょう。しっかり防寒対策をしてお楽しみください。関東は15℃から25℃くらいで、平野部では冷え込みはそれほど強くない見込みです。

情報提供元: tenki.jp日直予報士