東海地方は、この先、秋晴れの日が多いですが、一日の中で気温変化が大きいでしょう。3連休も広く晴れて行楽日和となりそうです。服装選びに注意してお過ごしください。

●9日午後　雨は次第にやんで午後は天気回復

東海地方は、今日9日11時50分現在、雨がやんでいる所も多くなってきましたが、秋雨前線に伴う雨雲がかかり、愛知県東部から静岡県では雨が降り続いています。24時間雨量(午前11時まで)は、愛知県東部から静岡県では50ミリ以上を多くの地点で観測し、静岡県の天城山や湯ヶ島では100ミリを超えています。

この後、今、雨が降っている所も次第にやむでしょう。お出掛けの際は、傘の置き忘れに注意してください。午後は雲が多いながらも、晴れ間が戻る見込みです。
なお、静岡県の伊豆では、北よりの風が風速10メートル以上と、やや強く吹いている地域があります。引き続き、強風に注意してください。

●この先は　移動性高気圧に広く覆われ　秋晴れの日が多い

雨を降らせた前線は、明日10日以降、本州付近から遠ざかる見込みです。替わって、移動性の高気圧が進んできて、日本付近を覆うでしょう。しばらく、大きな天気の崩れはなさそうです。
また、南鳥島近海にある熱帯低気圧が、今後台風に発達する見込みですが、東海地方に大きな影響はないでしょう。

●週間天気　3連休は行楽日和に

秋晴れの日が多いでしょう。明日10日の傘マークは、にわか雨程度で大雨の心配はない見込みです。
3連休も、晴れる所が多く、行楽日和となるでしょう。ただ、尾鷲市など三重県南部では、東寄りの湿った空気の影響で雲が多くなり、朝晩を中心に雨の降る所がある見込みです。
連休明けの15日(火)以降は、西から近づく気圧の谷や湿った空気の影響で、スッキリしない天気となりそうです。

秋の乾いた空気が入ってきているため、朝晩は羽織ものが必要な肌寒さが続くでしょう。最高気温は、平野部で25℃以上の夏日が続きますが、カラッとした暑さとなりそうです。服装でうまく調節してお過ごしください。連休明けは、湿った空気が入るため、少しムシムシするでしょう。

情報提供元： tenki.jp日直予報士