九州は、昨日2日から一気に気温が下がり秋らしくなっていますが、今週末は再び蒸し暑さが戻る見込みです。来週初めの雨の後は、秋の乾いた空気が流れ込み、この時季らしい気温になりそうです。この先も、大きな気温の変化にお気をつけ下さい。

●秋雨前線、九州の南海上へ南下

今日3日は、秋雨前線が九州のすぐ南海上まで南下しています。九州は前線の北側の雲に覆われて、所々で雨が降っています。
この後、午後も雲に覆われて時折雨が降る見込みです。
北から涼しい空気が流れ込んでおり、最高気温は九州北部で23度前後、九州南部は26度から27度と、平年を下回る所が多いでしょう。沿岸部は北よりの風がやや強く吹き、半袖ではひんやりと感じられる所もありそうです。
また、対馬海峡沿岸は北東の風が強く、しける所がありますので、強風・高波にご注意下さい。

●来週の雨の後、季節前進

明日4日(金)は秋雨前線は九州付近をやや北上するため、曇りや雨のぐずついた天気でしょう。週末は、九州付近では秋雨前線が不明瞭になり、日差しがでる所が多くなる見込みです。最高気温が30度以上の真夏日の所が多くなり、蒸し暑さが戻りそうです。運動会などの際は、十分な熱中症対策を行いましょう。

来週7日(月)に秋雨前線が九州付近に現れ、8日(火)にかけて九州を南下する見込みです。この前線が南下した後、秋の乾いた空気が流れ込んでくるでしょう。9日(水)以降は大陸の高気圧に覆われて、しばらくからりとした秋晴れが続くようになりそうです。
来週初めの雨の後は、季節が前進します。この先も、気温の変化が大きくなりますので、天気や気温に合わせて上手に服装の調節を行いましょう。

情報提供元: tenki.jp日直予報士