今日2日(水)は、東日本や北日本で10月としては記録的な暑さとなりました。10月なのに最高気温30度以上の真夏日が続出。仙台市で10月に30℃以上になったのは、統計開始以来初めてです。この先も、来週初めまでは、真夏日になる所があるでしょう。

●東日本~東北で10月としては記録的暑さ 30℃超え続出

今日2日(水)は、東日本や東北で10月としては記録的な暑さとなりました。もう10月だというのに、東京都心や仙台市、山形市、水戸市などで最高気温30度以上の真夏日となりました。東京都心で10月に真夏日となるのは3年ぶり、山形市では6年ぶり、水戸市では6年ぶりです。仙台市で真夏日となったは、統計開始以来初めてのことです。
10月としては観測史上最高気温を記録した所も多く、小田原市(神奈川)で33.2℃、八王子市(東京)で32.7℃などとなりました。

●来週初めまで 東~西日本で最高気温30℃前後

明日3日(木)は、前線がいったん太平洋沿岸まで南下するため、全国的に涼しい空気が流れ込むでしょう。最高気温が30℃以上となるのは沖縄が中心で、その他は30℃を下回る見込みです。今日2日(水)に比べ、仙台市では約10℃も低く、東京都心では約5℃低くなるでしょう。
しかし、前線が再び日本海まで北上する4日(金)以降は暖かい空気が流れ込み、九州から東海では、最高気温30℃前後の所が多くなる見込みです。
来週中頃には、厳しい暑さは収まって、半袖の服よりも長袖の方が活躍するようになるでしょう。気温は平年より高い日が多いものの、これまでに比べると日中もだいぶ過ごしやすくなる見込みです。

●東~西日本は来週半ばから朝と昼の寒暖差大 秋服の準備を

今日2日(水)の朝、福岡市では今季最低の18.4℃まで気温が下がりましたが、4日(金)にかけても、ヒンヤリとした朝になりそうです。そのほかの西~東日本は、来週初めまでは、朝晩、過ごしやすいくらいの気温になるでしょう。その後、来週半ばになると、ガクッと気温が下がるため、今のうちに秋服の準備を進めておくようにしてください。

●気温別 服装の目安

気温が20℃を下回るようになると、長袖シャツの上に着る上着が活躍する季節になります。まだ、暑くなったり寒くなったりの気温変化が大きいため、カーディガンなど手軽に羽織れるものから準備して、これからの季節に備えてください。

※人により暑さや寒さの感じ方も異なるため、あくまで目安です。

情報提供元: tenki.jp日直予報士