この先もスッキリとした秋晴れの日は少なく、太平洋側を中心に雨脚が強まることも。気温は平年より高い傾向が続き、沖縄や九州から関東では、10月に入っても真夏日が続出。体調管理にご注意を。

●24日(火)~30日(月) 朝晩はようやく涼しく

明日24日(火)以降は、秋雨前線が沖縄付近から日本の南に停滞するでしょう。太平洋側の地域ほど雲が広がりやすいものの、晴れ間が出そうです。ただ、所々で雨が降るでしょう。

低気圧が近づく25日(水)は九州を中心に雨の範囲が広がりそうです。26日(木)は、関東や東北の太平洋側を中心に雨の降る時間があるでしょう。沖縄は26日(木)頃にかけて断続的に雨が降り、急に強まる雨にご注意ください。また、気圧の谷が通過する28日(土)頃は、北海道で雨が降りやすいでしょう。

最高気温は、全国的に高い日が多くなりそうです。沖縄は30℃を超える日が続き、九州から東海も30℃以上の真夏日になる所が多いでしょう。27日(金)は名古屋で34℃と、猛暑日に迫る所もありそうです。関東や北陸は30℃前後、東北は週の後半は25℃以上の夏日になるでしょう。最低気温は、九州から関東でも25℃を下回る日が続くようになり、朝晩は涼しく感じられそうです。

●10月1日(火)~6日(日) 夏のような暑さの日も

10月のスタートは晴れる所が多いでしょう。ただ、気圧の谷の影響を受ける四国から関東、北海道は雨の降る所がありそうです。10月2日(水)以降は、たびたび低気圧や前線が日本付近を通過。九州から関東を中心に雨の降る日が多くなるでしょう。秋雨前線による大雨、台風や熱帯低気圧の影響を受ける可能性もあるため、こまめに予報を確認してください。

最低気温・最高気温ともに、全国的に高い傾向が続きます。九州から関東では、日差しが届く日は最高気温が30℃以上の真夏日の所が多くなり、熱中症対策が欠かせません。仙台も25℃を超える日がありそうです。北海道は、最低気温が15℃を下回る日も出てくるため、厚手の上着がいつでも着られるように準備しておきましょう。

情報提供元: tenki.jp日直予報士