今日12日、大阪管区気象台は1か月予報を発表しました。関西では、高温傾向が続くものの、猛暑がようやく終わりを迎え、季節はゆっくりと前へ進むでしょう。降水量は平年より多く、秋雨前線+台風による大雨に注意が必要です。

●彼岸のころから季節は前へ 半袖の出番はまだ続く

関西では、長く、長く続いたこの夏の猛暑の終わりが見えてきました。
9月19日(木)は秋の彼岸入り。「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、彼岸のころにはようやく猛暑が収まってくるでしょう。

ただ、この先1か月をみても、気温は平年より高い状態が続く見込みです。9月下旬以降は、秋らしい日がある一方で、最高気温30度以上の真夏日や蒸し暑い日もあるでしょう。猛暑が収まると、運動会の練習を開始する学校や園があるかと思います。引き続き、こまめな水分や休憩を摂るなど熱中症に気を付けながら、無理のないよう進めるようにしてください。

●台風シーズン 秋雨前線+台風による大雨に注意

関西では、この先1か月の降水量は、日本海側・太平洋側ともに平年より多いでしょう。
来週の中ごろまでは晴れる日が多いですが、9月下旬に入ると、平年に比べて晴れる日が少なくなり、秋雨前線や湿った空気の影響で雨の降る日が多くなる見込みです。
9月の終わりから10月上旬にかけては、太平洋側を中心に秋雨前線の影響を受けやすく、雨の降る日が多いでしょう。
台風シーズンも続きます。台風が日本付近に近づくとき、秋雨前線が本州付近に停滞していると、広い範囲に大雨をもたらすパターンです。この先も、台風情報に注意するとともに、秋雨前線がどこに延びているかも気に留めておくようにしてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士