今日12日は、広く晴れますが、東北から九州、沖縄は天気の急変に注意。山沿いや内陸部を中心に所々で雨や雷雨になり、局地的に激しい雨が降るでしょう。9月とは思えない厳しい暑さが続き、関東から九州は所々で猛暑日(最高気温35℃以上)となりそうです。九州では体温超えの暑さの所もありそうです。

●広く晴れるが急な雷雨や激しい雨に注意

今日12日も本州付近は高気圧に覆われます。

北海道や東北北部は日中はおおむね晴れるでしょう。東北南部から九州も日差しが照り付けますが、午後は湿った空気や気温の上昇で大気の状態が不安定になります。山沿いや内陸部を中心に、所々で雨雲や雷雲が湧くでしょう。局地的には道路が冠水してしまうほどの激しい雨が降りそうです。沖縄も晴れますが、急な雨や雷雨にご注意ください。

●9月とは思えない暑さ

最高気温は真夏並みの所が多いでしょう。

東北や北陸も30℃以上の所が多くなりそうです。関東から九州は35℃前後で、9月とは思えない暑さでしょう。前橋市や熊谷市、大阪市や広島市、福岡市などでは35℃以上の猛暑日となりそうです。また、佐賀市や福岡県久留米市では37℃と体温超えの危険な暑さとなる見込みです。

●関東~沖縄 熱中症警戒アラートも

関東から沖縄の19の府県に「熱中症警戒アラート」が発表されています。熱中症に厳重な警戒が必要です。熱中症警戒アラートが発表されていない地域でも赤色のエリアは暑さ指数(予測値)が31以上と熱中症リスクの高いエリアです。油断せずに熱中症対策をなさってください。

●熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は

熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。

①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。

②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、原則、中止や延期をしましょう。

③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。

④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。

⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士