今日9日も広く晴れて、厳しい残暑となっています。大阪府堺市で37.3℃、長崎県佐世保市で36.6℃まで気温が上がるなど、9月の1位の記録を更新しています。明日10日も9月とは思えない暑さが続くでしょう。

●9月としては記録的な猛暑

今日9日も広く晴れて、厳しい残暑となっています。

西日本で9月としては記録的な暑さとなっています。最高気温は、大阪府堺市で37.3℃、福岡県大牟田市で36.7℃、長崎県佐世保市で36.6℃、兵庫県宍粟市一宮で35.8℃などと所々で9月の1位の記録を更新しました。

東京都心も33.7℃まで気温が上がり、厳しい暑さです。

※気温の値は全て14時までの速報値

●明日10日も厳しい残暑

明日10日も厳しい残暑が続きます。

関東や東海、北陸は33℃前後で、蒸し暑いでしょう。東京都心は33℃と真夏並み、名古屋市は34℃と猛暑日に迫る暑さになりそうです。近畿から九州は所々で35℃以上の猛暑日になるでしょう。大阪市や広島市、福岡市で36℃と体温並みの暑さとなりそうです。

引き続き、熱中症に警戒が必要です。こまめに水分をとり、室内では適切にエアコンを使うようにしましょう。

●熱中症の応急処置

熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士