明日7日(土)は東北南部を中心に断続的に雨が降るでしょう。関東甲信も天気は下り坂で、午後は一部で激しい雨や雷雨がありそうです。8日(日)は関東甲信を中心に雨で、内陸を中心に雨脚が強まるでしょう。一方、東海から九州は晴れて、体にこたえる暑さが続く見込みです。

●7日(土)　東北南部は断続的に雨　関東も午後は天気下り坂

今日6日(金)は、西日本から東日本は晴れて、厳しい暑さになりました。一方、北日本は前線が南下し、東北の所々に雨雲がかかりました。

明日7日(土)から明後日8日(日)にかけて、前線はさらに南下し、東北や関東、北陸付近に停滞するでしょう。東北南部は雲が多く、断続的に雨が降りそうです。関東甲信は昼頃まで晴れますが、午後は次第に雲が増えて、所々で雨が降るでしょう。山沿いを中心に局地的に雷を伴い、一時的に激しい雨が降りそうです。北陸は雲が広がり、午前中ほど雨が降りやすいでしょう。一方、前線が通過した北海道や東北北部はおおむね晴れる見込みです。

東海から九州、沖縄は、引き続き高気圧圏内で、日差しが照り付けるでしょう。日中は気温がグングン上昇し、西日本を中心に猛烈な暑さになりそです。ただ、大気の状態が不安定になり、午後は一部でにわか雨や雷雨の可能性があります。

●8日(日)　関東甲信は広く雨　午後は内陸を中心に本降りの雨も

明後日8日(日)は、雨の範囲が広がるでしょう。東北南部は雨が続き、関東甲信も早い所では午前中から雨雲がかかりそうです。午後は広く雨で、内陸を中心に雨脚が強まることがあるでしょう。道路が一気に冠水するほどの激しい雨が降る所もあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水にご注意ください。東海は昼頃から雨傘の出番となりそうです。

北海道は日差しが届きますが、上空5,400m付近に-15℃以下の寒気が流入し、大気の状態が不安定になるでしょう。晴れていても急な雨や落雷、突風に注意が必要です。

●西日本を中心に体にこたえる暑さ続く

8日(日)も、近畿から九州は晴れて、体にこたえる暑さが続くでしょう。東日本も含めて気温の高い状態は、今後も1か月程度は続く見込みです。運動会や遠足など、屋外のレジャーが増える時期です。引き続き、熱中症対策を万全にしてお過ごしください。

●沖縄は熱帯低気圧の動きに注意

沖縄の南には熱帯低気圧が発生し、暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。8日(日)は雲に覆われて、所々で雨が降りそうです。風も強まるでしょう。来週は雨雲が発達したり、風や波の影響を受けたりするおそれがあります。今後の熱帯低気圧や台風の動向にご注意ください。

情報提供元： tenki.jp日直予報士