北海道では、今夜(5日)から日本海側で激しい雨の降る恐れがあり、北部では大雨となることもあるでしょう。雨がやんだ後は晴れて、週末は残暑が厳しくなりそうです。また、この先一か月も高めの気温となる日が多くなるでしょう。

●今夜から明日明け方にかけて一部大雨に注意

日本海側では、今夜(5日)から明日(6日)の明け方にかけて雨が降るでしょう。雷を伴って降り方が強まり、多い所では1時間に40ミリと激しく降る恐れもあります。また、明日正午までの24時間で降る雨の量は、宗谷北部や利尻礼文など多い所で100ミリの見込みです。大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。

太平洋側西部とオホーツク海側は日付の変わる前後から明日明け方まで、太平洋側東部では明日朝まで雨が降るでしょう。
なお、その後の天気は回復し、明日日中からは全道的に晴れる見込みです。屋外での作業や外出にもよい日和となりそうです。

●今後1か月の見通し

今日(5日)、札幌管区気象台から最新の1か月予報が発表されました。
天気は数日の周期で変わりますが、1週目(9月7日~13日)は高気圧に覆われやすいため、平年に比べて晴れの日が多くなるでしょう。気温は平年よりかなり高くなる見込みです。屋外でのイベントなどは、お天気には恵まれる日が多くなりそうですが、残暑が厳しいため、熱中症や食中毒などには引き続き注意してください。今週末も道内では、道東の帯広など30度以上の真夏日となる所があるでしょう。

2週目以降(9月14日~10月4日)になると、気温は引き続き平年より高めではあるものの、1週目と比べると落ち着く見込みです。季節はゆっくりと進んでいきそうです。
なお、2週目(9月14日~20日)は、低気圧や前線の影響を受けやすく、平年に比べると晴れの日が少なくなる見込みです。農作業や洗濯など、雨で影響を受ける作業は、計画的に行うと良さそうです。

情報提供元: tenki.jp日直予報士