9月に入っても残暑が厳しくなりそうです。特に西日本や東海で来週後半、猛烈な暑さとなる所もある予想で、この先も熱中症に警戒が必要です。

●2日ぶりに猛暑日復活

今日31日は、台風一過となった九州や四国、中国地方を中心に気温が上がりました。特に台風の吹き返しの風でフェーン現象が起こった太平洋側などで猛暑となっています。

高知市では午後4時までに最高気温36.1℃を観測し、全国で今日最も暑くなりました。また、宮崎県や鹿児島県、広島県内などで猛暑日となっています。

東京都心の最高気温は同時刻までに31.1℃と、極端な暑さとはなっていないものの、最小湿度が77%とかなり蒸し暑くなりました。

なお、全国のアメダス観測点で午後3時までに372地点で真夏日となり、うち18地点で最高気温が35℃以上の猛暑日となりました。

●来週後半に猛暑日の所も

来週に入ると各地で日の差す日が多くなります。9月に入っても日中は日差しが強く、西日本や東日本を中心に残暑が厳しい見込みです。

特に九州から東海では気温が高く、大阪や名古屋は来週後半に連日、最高気温が35℃くらいまで上がる予想です。また、最低気温が25℃以上の日もあり、朝晩でも蒸し暑く感じられそうです。9月になっても油断できず、熱中症に警戒が必要です。

気象庁は今月29日、沖縄と九州から東海で9月4日以降、気温がかなり高くなるとして「高温に関する早期天候情報」を出して注意を呼び掛けています。

情報提供元: tenki.jp日直予報士