今日21日は沖縄と九州から関東、東北の太平洋側は、晴れ間が出ていても、午後は天気の急変に注意が必要です。道路が一気に冠水してしまうような激しい雨が降ったり、滝のような非常に激しい雨が降ったりする所があるでしょう。お出かけの際は急な雨に備えて、雨具をお持ちください。最高気温は九州から東海を中心に35℃以上の猛暑日の所が多くなりそうです。

●午後は大気の状態が不安定に

今日21日は、日本付近は高気圧に緩やかに覆われますが、日中の気温の上昇と暖かく湿った空気の影響で大気の状態が不安定になりそうです。

沖縄と九州から関東、東北の太平洋側は、雲が広がりやすいものの、午前中を中心に晴れ間の出る所があるでしょう。ただ、大気の状態が不安定になるため、午後を中心に所々でにわか雨や雷雨がありそうです。九州から関東では激しい雨の降る所があるでしょう。さらに関東北部の群馬県では滝のような非常に激しい雨が降り、大雨となる所もありそうです。大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

一方で、東北の日本海側と北海道は大体晴れる見込みです。強い日差しが照りつけるでしょう。

●傘が必要な所は?

今日21日のお帰りの時間帯は、沖縄と九州から関東、東北の太平洋側で雨の降る所が多いでしょう。お出かけの際は傘が必要になりそうです。午前中は日差しが出る所が多いため、晴雨兼用傘があると便利でしょう。ただ、関東北部では傘が役に立たないほどの非常に激しい雨の降る所がありますので、レインコートやレインブーツを用意しておくと良さそうです。

●九州~東海は35℃以上の猛暑日

今日21日の最高気温は、引き続き全国的に平年より高い状態が続く見込みです。特に九州から東海を中心に35℃以上の猛烈な暑さになる所が多いでしょう。

福岡と名古屋は37℃、鹿児島や高知、大阪は35℃、広島、東京、金沢は34℃、仙台は29℃、札幌は28℃の予想です。名古屋は昨日20日より4℃高く、3日ぶりに猛暑日になるでしょう。札幌は昨日20日より3℃ほど高く、蒸し暑いでしょう。

今日21日は沖縄と九州から東海、北陸の23県に熱中症警戒アラートが発表されています。熱中症に引き続き厳重に警戒をしてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士