22~23日頃 北日本は雨・風強まる 25~27日頃 東・西日本は雨量多くなる
22日~23日頃は、北海道を中心に台風9号から変わる低気圧の影響などで雨・風ともに強まり、警報級の大雨になるおそれもあります。東・西日本は太平洋側を中心に25日~27日頃は前線が停滞するため、雨量が多くなることが予想されます。最新の気象情報にご注意ください。
●22日~23日頃 台風9号から変わる低気圧 北海道は大雨
台風9号は、今日20日午後3時現在、東シナ海を北上しています。
台風は日本列島から遠ざかりますが、南西諸島や九州の東シナ海側では今夜にかけてうねりを伴った高波にご注意ください。
台風は明日21日は朝鮮半島付近へ進み、熱帯低気圧に変わる見込みです。22日は低気圧は日本海を北東へ進み、23日頃にかけて北海道付近を通過するでしょう。
低気圧に向かって暖かく湿った空気が大量に流れ込むため、北海道では雷を伴った激しい雨が降り、大雨になる所がありそうです。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などにご注意ください。
南よりの風も強まって、横なぐりの雨になることもあるでしょう。最新の気象情報をこまめに確認してください。
●25日~27日頃 東・西日本の太平洋側を中心に雨量多くなる
25日~27日頃にかけては、日本海側に沿うようにして前線が停滞する見通しです。
本州付近には雨雲の元になる暖かく湿った空気が流れ込み、東日本や西日本を中心に雨の降る時間が長いでしょう。雨脚が強まる所もあり、太平洋側を中心に雨量が多くなりそうです。
北海道も雨の降る日が多く、スッキリしない天気が続くでしょう。
●猛暑日地点は減るも不快な暑さ続く
8月終わり~9月初めにかけても暖かく湿った空気が流れ込みやすく、雲が広がりやすいでしょう。日差しが出る日でも、にわか雨の所がありそうです。この期間も天気の急変に注意が必要です。
最高気温は平年より高く、東北から九州、沖縄では30度を超える日が続きます。湿度も高く、かなり不快な暑さでしょう。
朝晩の気温も下がりにくく、9月に入っても熱帯夜になる所がありそうです。暑さにまだ終わりは見えてきません。学校では2学期も始まる時期ですが、お子さんも熱中症対策をしっかりと行い、体調管理には十分ご注意ください。