九州~関東は猛暑予想 関東内陸は40℃前後の危険な暑さに 熱中症厳重警戒
九州から関東では午前中から、残暑が厳しくなっています。特に台風一過となった関東では、気温が昨日より大幅に上がる予想です。
●関東で気温急上昇
九州から関東では今日17日、強い日差しが照り付けて午前中から気温が上昇しています。台風一過となった関東では、昨日16日に比べて気温が大幅に上がり、各地で猛烈な暑さが戻っています。
午前11時までの最高気温は、群馬・桐生と三重・桑名で37.4℃となり、この時間までに全国で最も暑くなっているほか、東京都心35.4℃、名古屋36.6℃、大阪33.3℃を観測しています。東京都心ではすでに、昨日の最高気温を5℃ほど上回っています。
なお、名古屋では7月25日以降、24日連続で最高気温が35℃以上となっています。名古屋での猛暑日連続記録を更新中です。
●体温を超える暑さに
気温はこのあとさらに上昇し、九州から関東で体温を超える暑さとなる所がある見込みです。
予想最高気温は、東京都心で36℃、名古屋で38℃、大阪で34℃となっています。また、昨日と比べて気温の上昇が著しい関東では、前橋や熊谷で39℃予想となるなど、内陸で40℃前後の危険な暑さとなる見込みです。
7月19日から最高気温35℃以上の日が続いている福岡県・太宰府では、今日も最高気温35℃の予想です。今日も猛暑日となれば30日連続となり、国内の猛暑日連続記録を引き続き更新します。
日中は外出を控えたり、室内では冷房を使用するなど、熱中症に厳重な警戒が必要です。気象庁と環境省は今日、沖縄と九州から関東にかけての28都府県に熱中症警戒アラートを発表しています。
夜も気温の下がり方が鈍く、かなり蒸し暑くなります。花火大会などで夜に出かける際も、暑さ対策が欠かせません。
なお、気温の上昇や台風による暖かく湿った空気の影響で、関東では山沿いを中心に大気の状態が不安定となります。急な激しい雨や雷雨にも注意してください。