台風7号の影響で、明日17日の午前中は東北で雨や風の強まる所がありそう。その先、全国的に湿った空気の影響を受けやすく、晴れても急な雨や雷雨に要注意。猛暑はまだまだ収まらず。

●1週目:17日(土)~23日(金) 北の地域ほど雲が広がる

明日17日は、台風7号が東北の東へ進むでしょう。この影響で、東北は昼前まで荒れた天気になる所がありそうです。太平洋側を中心に雨で、局地的に滝のような降り方になるでしょう。同じく太平洋側の沿岸は、何かにつかまらないと立っていられないほどの非常に強い風が吹く恐れがあります。海は大しけの状態が続くでしょう。そのほかは、広い範囲で強い日差しが照り付けます。関東甲信も天気が回復し、気温が上昇。東京都心の最高気温は37℃の予想で、内陸は40℃に迫る所もありそうです。
その先、北海道と東北は前線や低気圧の影響を受けやすく、曇りや雨の日が多いでしょう。北陸や関東から九州も22日頃は雨の範囲が広がる予想で、晴れる日も、にわか雨や雷雨の可能性があります。

●2週目:24日(土)~29日(木) 連日あちらこちらで雨雲発達 猛暑続く

この期間も、北海道は気圧の谷の影響で曇りや雨となりそうです。
晴れ間のある本州や四国、九州も、湿った空気が入るため連日のように所々で雨雲や雷雲が湧くでしょう。空模様の急な変化に、注意が必要です。

気温は、1週目、2週目を通して、全国的に平年並みか高いでしょう。東海から九州では、26日頃にかけても猛暑が続く予想で、その先も33℃前後まで上がる予想です。また、夜の寝苦しさも、収まる気配がありません。
長期間の厳暑による疲れが溜まってくる頃で、熱中症のリスクがいっそう高まります。無理のないように、お過ごしください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士