今日5日(月)も、関東から西で猛暑日続出。久留米(福岡)、日田(大分)、名古屋市などで39℃以上の危険な暑さとなり、猛暑日地点は5日連続で200地点を超えました。この先も猛暑が続くとして、気象庁は今日5日「高温に関する早期天候情報」を発表。お盆にかけて10年に一度レベルの猛烈な暑さとゲリラ雷雨に警戒が必要です。

●5日連続で39℃超え&猛暑日200地点超え

今日5日も、関東以西で最高気温35℃以上の猛暑日が続出しました。15時までの最高気温は、久留米(福岡)39.5℃と観測史上1位を更新。日田(大分)39.3℃、名古屋市と風屋(奈良)39.0℃と、5日連続で39℃以上となりました。

また、900地点あまりあるアメダスのうち、猛暑日は221地点と、5日連続で200地点を超えました。

【15時までの最高気温】
札幌  24.4℃
仙台  32.4℃
金沢  33.2℃
東京  35.0℃(今年14日目の猛暑日)
名古屋 39.0℃(今年最高・12日連続猛暑日)
大阪  35.0℃(5日連続の猛暑日)
高松  37.1℃(11日連続の猛暑日)
福岡  35.9℃(5日連続の猛暑日)
熊本  37.9℃(15日連続の猛暑日)
那覇  33.0℃

●今週 猛暑とゲリラ雷雨に注意

今週は太平洋高気圧の張り出しが一時的に弱まり湿った空気が入るため、関東などで連日ゲリラ雷雨に要注意となりますが、猛烈な暑さはいったん収まりそうです。それでも東京都心で33℃前後、湿度も高いため、引き続き熱中症には厳重に警戒が必要です。

九州~東海では強い日差しが照りつけ、明日6日(火)以降も猛烈な暑さが続く見込みです。名古屋市では37℃くらいまで上がる日もあり、体温超えの暑さが続く見込みです。気温の上昇や湿った空気の影響で、午後は大気の状態が不安定になりそうです。急な雨や雷雨にも注意が必要です。

●お盆も10年に一度レベルの猛暑

お盆の頃からは、再び太平洋高気圧が勢力を盛り返し、残暑も厳暑となりそうです。とくに、11日(日)頃からの5日間ほどは、気温がかなり高くなるとして、気象庁は今日5日(月)、全国に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。

気温が一年で最も高い時期ですが、それ以上に高くなるため、熱中症に厳重な警戒が必要です。

激しい運動は原則中止。「休息・冷却・水分補給」をこまめに行い、暑さを感じにくい高齢者や小さなお子さんにはこまめに声かけするなど、熱中症に厳重な警戒が必要です。

また、夜も気温の下がり方が鈍く、熱帯夜(夜間の気温が25℃以上)が続く見込みです。日中だけでなく、夜の熱中症にも注意が必要です。エアコンは朝までつけっぱなしにする、寝る前やトイレにいった際は必ず水を飲む、枕元に水を置いておくなど、対策をとりましょう。

情報提供元: tenki.jp日直予報士