30日(火)頃にかけては、東北を中心に大雨のおそれ。記録的な大雨となった山形県など、少しの雨でも河川の氾濫や土砂災害などに警戒を。関東から西では猛烈な暑さが続き、最高気温は40℃に迫る所も。できる限りの熱中症対策を。

●28日(日)～8月3日(土)　東北の日本海側を中心に大雨

この先も、北日本には前線が停滞しやすく、たびたび低気圧が通過するでしょう。特に30日(火)頃にかけては台風3号から変わる低気圧の影響もあり、暖かく湿った空気の流れ込みが強まって、東北の日本海側を中心に大雨となりそうです。山形県や秋田県では記録的な大雨で氾濫した川もあり、河川の増水や氾濫に最大限の警戒をしてください。また、少しの雨でも土砂災害に厳重な警戒が必要です。北陸は晴れ間も出ますが、新潟県を中心に雨が降りやすいでしょう。

関東から九州、沖縄は高気圧に覆われて、晴れる日が続く見込みです。ただ、連日のように雨雲が湧いて、平野部でも激しい雨や雷雨になるおそれがあります。最高気温は35℃以上の猛暑日になる所が多く、8月3日(土)は大阪で39℃の予想です。最低気温は27℃前後の所が多く、朝から30℃を超える日がほとんどでしょう。寝苦しい夜も続きそうです。

●8月4日(日)～9日(金)　猛暑続く　九州から東海は体温超えも

8月4日(日)以降は、九州から近畿は夏空が続くでしょう。雨が降っても局地的で、午後を中心としたにわか雨となりそうです。東海や関東など東日本の太平洋側は湿った空気の影響を受けやすく、スッキリと晴れる日は少ないでしょう。南の海上で台風や熱帯低気圧が発生すると、予報が大きく変わる可能性があります。こまめに最新の情報を確認してください。

北陸や東北は、梅雨明けしても変わりやすい天気で、急な雨にご注意ください。北海道は雨の降る日もありますが、6日(火)と7日(水)は日差しが届きそうです。

最低気温、最高気温ともに、全国的に平年より高いでしょう。福岡や大阪、名古屋では最高気温が37℃前後と、九州から東海を中心に暑さのピークが長引きます。九州から関東甲信には長期間の高温に関する気象情報が発表されていて、気温の高い状態が今後も更に1か月程度は続く見込みです。昼夜を問わず、こまめな水分補給やエアコンの使用など、万全の熱中症対策をしてお過ごしください。

情報提供元： tenki.jp日直予報士