この先、九州から関東甲信は強い日差しが照りつけて、危険な暑さでしょう。名古屋市では最高気温が38℃と体温超えの暑さとなりそうです。一方、東北の日本海側は22日(月)にかけて警報級の大雨の恐れ。また、フィリピンの東の熱帯低気圧は今後、台風になる予想です。発達しながら北上し、沖縄に近づく恐れがあります。

●危険な暑さと熱帯夜 昼夜問わず熱中症に警戒

18日(木)に東海や関東甲信、19日(金)に四国が梅雨明けしたとみられると発表がありました。週明けにかけて、九州北部から近畿も続々と梅雨明けとなるでしょう。

この先、九州から関東甲信は強い日差しが照りつける日が多くなりそうです。ただ、安定した夏空とはならず、所々でにわか雨や雷雨がありそうです。お子さんは夏休みですが、屋外のレジャーなどは天気の急変にご注意ください。

日差しと強い暖気の影響で、危険な暑さが続きそうです。来週前半にかけては最高気温は広く35℃以上で、内陸部を中心に体温超えの暑さとなりそうです。名古屋市では22日(月)と23日(火)は最高気温が38℃の予想です。岐阜市や京都市でも38℃まで上がる日があるでしょう。夜間も気温の下がり方は鈍く、広く熱帯夜になりそうです。昼夜を問わず熱中症リスクが高くなりますので、暑さ対策を万全になさってください。

●東北の日本海側は大雨の恐れ 「台風」発生へ 沖縄に影響の恐れ

一方、東北は、22日(月)にかけて梅雨前線の影響で、日本海側を中心に警報級の大雨となる恐れがあります。土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水に警戒・注意が必要です。東北北部は梅雨明けが8月にずれ込む見込みです。

また、フィリピンの東の熱帯低気圧は今後、台風になる見込みです。海面水温の高い海域を進み、発達しながら北上するでしょう。24日(水)ごろには強い勢力で沖縄の南へ進む予想です。沖縄は23日(火)ごろから波が高くなり、24日(水)ごろには雨や風も強まり、荒れた天気となる恐れがあります。まだ進路や進む速度の予想に幅がありますので、最新の台風情報にご注意ください。

●7月末はすっきりしない天気

30日(火)ごろにかけては九州から関東甲信は雲が広がりやすく、所々で雨が降るでしょう。31日(水)以降は夏空の広がる所が多くなり、猛烈な暑さになりそうです。熱中症に警戒が必要です。

東北は北部を中心に雨の降る日が続き、ぐずついた天気でしょう。東北北部の梅雨明けは平年より遅くなりそうです。沖縄も湿った空気の影響で、雨の降る日が多いでしょう。

情報提供元: tenki.jp日直予報士