富山で既に35度以上の猛暑日 北陸 このあと大気非常に不安定 落雷・突風等に注意
19日の北陸地方も朝から気温が上がり、富山では午前9時過ぎには気温が35度以上となり、猛暑日を観測しました。このあとの北陸地方は、20日明け方頃にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に十分注意してください。
●20日明け方頃にかけて 大気の状態が非常に不安定
このあと、大陸から延びる日本海の前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。日中の昇温の影響もあり、北陸地方では大気の状態が非常に不安定となる見込みです。急に「真っ黒な雲が近づいてくる」「雷の音が聞こえてくる」「冷たい風が吹いてくる」時などは、天気の急変に注意が必要です。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうによる農作物への被害、局地的な短時間強雨などには十分注意しましょう。屋外で過ごす方を中心に北陸地方の雷レーダー(実況)をこまめにチェックするようにして下さい。
●局地的には激しい雨や雷雨も
広範囲でまとまった降水にはならない見込みですが、局地的には激しい雨や雷雨もありそうです。また、竜巻などの激しい突風のおそれもあります。屋外で対策をする際は、頑丈な建物の物陰で体を小さくするなど、できるだけ低い姿勢で頭と首を守りましょう。車の中や物置などのプレハブ(仮設建築物)の中は危険なため避難場所とはしないようにしましょう。電柱や樹木など、突風にあおられやすいものには近づかないでください。