東海地方 1か月予報 夏休み前半はかなりの高温 体温超え続出 熱中症に厳重警戒
東海地方では、夏休み前半は特に気温が高く、体温超えの危険な暑さの日が多くなるでしょう。熱中症に厳重な警戒が必要です。
●真夏の空気に強い日差しで高温傾向
上空1500m付近の気温を見ますと、週末から、非常に暖かな空気に覆われる見込みです。平年を上回る真夏の空気に加えて、強い日差しが加わるため高温傾向になりそうです。
この先、向こう1か月の平均気温は平年より高く、特に、8月はじめにかけては平年よりかなり高くなる見込みです。体温超えの危険な暑さが続出し、寝苦しい夜が続くでしょう。
8月上旬を中心に、これから1年の中で最も気温が高い時期を迎えます。今年は、例年以上の猛暑になる見込みです。
また、気象庁から「高温に関する早期天候情報」も発表されています。その時期としては、10年に1度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が、いつもより高まっているときに発表される情報です。
各地で続々と夏休みに入りますが、昼間の気温の高い時間はできるだけ暑さを避け、涼しい場所で過ごすようにしてください。「熱中症警戒アラート」が発表された場合は、熱中症に厳重に警戒するようにしましょう。
●今年はすでに静岡市で40℃台 歴代暑さランキング
東海地方では、今年は梅雨明け前から猛烈な暑さとなりました。7月7日には静岡市で40.0℃を観測し、全国で今年初めての40℃台となりました。今日19日正午現在、この記録は更新されていません。
また、東海地方で過去最も暑かったのは浜松市で、全国でも歴代1位の暑さとなっています。
●屋外レジャーは天気の急変に注意
向こう1か月、降水量、日照時間はほぼ平年並みの予想です。しばらく広い範囲での雨や長い時間雨が降り続くことはなさそうですが、午後を中心に局地的に雨や雷雨になることがある見込みです。山や川などの屋外レジャーは、遊ぶ前に避難できる場所の確認をし、空模様の変化に十分注意しながら楽しみましょう。