東北の気圧予報 23日は青森で影響度「大」 気圧上昇時も油断禁物 頭痛などに注意
この先の東北地方は、気圧の低下する所が多いでしょう。23日(火)は青森で影響度が「大」となっています。気圧が上がる場合にも症状の出ることがあるため、頭痛や関節痛などの気象病に注意が必要です。睡眠や食事をしっかりとって、気圧変化による体調不良の予防を心がけてください。
●気圧変化による体調不良に注意 昼夜を問わず熱中症対策を万全に
梅雨は体の不調が出やすいシーズンです。
この先、気圧の低下する所が多いでしょう。気圧低下に伴う頭痛、首や肩のこり、めまい、全身倦怠感、関節痛、低血圧などにご注意ください。23日(火)は、各地で影響度が「中」以上で、青森では影響度が「大」となっています。頭痛や関節痛のほか、気圧の急な変化によって気持ちが落ち込みやすくなることもあります。症状が出る前に早めに対策をするとよいでしょう。
一般的に気圧が下がる時に症状が出やすくなりますが、気圧が上がる場合にも症状の出ることがあります。日頃から十分な睡眠や栄養バランスの良い食事をとるなど生活リズムを整え、気圧変化による体調不良の予防を心がけてください。
この先、東北南部は23日(火)頃から晴れるため、このタイミングで梅雨明けする見通しです。福島では23日(火)から25日(木)にかけて、最高気温が35℃以上の猛暑日が続くでしょう。24日(水)は、仙台でも35℃と猛暑日の予想です。梅雨明け後は、猛烈な暑さが到来しそうです。
東北北部は梅雨前線の影響が続き、日本海側を中心に雨の降る日が多いでしょう。梅雨明けは8月2日頃まで持ち越しとなりそうです。日中は不快な蒸し暑さが続き、夜も気温があまり下がらない予想です。昼夜を問わず、万全な熱中症対策が必要です。
●夜間の熱中症対策
夜から朝にかけても、気温があまり下がらないと、室内で熱中症が発生するリスクが高まります。夜間の熱中症を防ぐポイントは、次の2つです。
① 寝る前に水分補給をしましょう。
熱中症予防には、水分補給が重要です。寝ている間にも汗をかくので、体の中の水分が失われてしまいます。寝る前には、コップ1杯程度の水を飲みましょう。睡眠中にトイレに行きたくないからといって、水分を控えるのは危険ですし、トイレに起きた時は、水分補給のタイミングです。起きた時にすぐ飲めるよう、枕元に常温の水を置くのがおススメです。
② エアコンを上手に使いましょう。
熱中症予防には、暑さを避けることも重要です。寝室は、寝る前からエアコンを使って、涼しくしておきましょう。また、エアコンが数時間後にオフになるようタイマーをかけると、タイマーが切れた時に部屋の中の温度が、とても高くなってしまうこともあります。タイマーをかける場合は、少なくともエアコンを3~4時間は使うよう設定し、できれば朝までつけっぱなしにしましょう。エアコンは、オンとオフを繰り返すと、そのたびに電力を消費するので、つけっぱなしにした方が経済的です。