【速報】関東甲信と東海地方で梅雨明け 平年より1日早く
今日18日、気象庁は「関東甲信地方と東海地方が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。平年より1日早い梅雨明けです。
●関東甲信・東海地方で梅雨明け
今日18日、気象庁は「関東甲信地方と東海地方が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。
いずれも平年(7月19日ごろ)より1日早い梅雨明けで、昨年と比べると東海地方は2日遅く、関東甲信地方は4日早い梅雨明けとなりました。
梅雨入りした6月21日から昨日7月17日までの梅雨期間降水量(速報値)は、関東南部と甲信、東海地方の多くの所で平年より多く、東京都心では245.5ミリと平年値(156.4ミリ)より100ミリ近く多くなりました。名古屋市では276.5ミリ、静岡市では419.0ミリでした。
関東甲信地方と東海地方の梅雨期間はどちらも6月21日から昨日7月17日にかけての28日間となり、関東甲信地方で梅雨の期間が30日未満となったのは、2018年(梅雨期間:23日)以来6年ぶりです。東海地方で梅雨の期間が30日未満となったのは、2017年(梅雨期間:25日)以来7年ぶりのこととなりました。
※梅雨は季節現象であり、梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。なお、梅雨入り・梅雨明けの発表は速報値で、春から夏にかけての天候経過を考慮して再検討され、見直されることがあります。
●猛暑長続き 週末から体温超える暑さも 梅雨明け直後の熱中症に警戒
今日18日は各地で厳しい暑さとなり、東海や関東甲信の内陸部では体温並みの暑さになる所もあるでしょう。
また、梅雨明けした関東甲信や東海地方では、向こう一週間は太平洋高気圧が強まり、晴れて厳しい暑さになる見込みです。
特に週末からは気温が一段と高くなり、名古屋では最高気温が37℃以上の体温を超える暑さが長く続く恐れもあります。東京都心も猛暑日や熱帯夜が長く続くでしょう。昼夜問わず、梅雨明け直後の熱中症に厳重な警戒が必要です。
また、梅雨明け後も安定した晴れとはならないため、気温が上昇する午後は突然の雨や雷雨など天気の急変にご注意ください。