関西では、今週末にかけて、あちらこちらで雨や雷雨があるでしょう。週明けには各地とも晴れるため、遅くとも来週の前半までには梅雨明けの発表がありそうです。

●17日~23日 梅雨明け間近 梅雨前線は日本海へと北上

梅雨前線が日本海に北上し、関西には前線に向かって湿った空気が流れ込む見込みです。
今週末までは、晴れ間の出る日もありますが、あちらこちらで雨が降るでしょう。雷を伴う恐れもあるため、空模様の変化に注意が必要です。
週明けの22日(月)と23日(火)は、太平洋高気圧に広く覆われるため、比較的に安定して晴れる見込みです。
遅くとも、週明けには梅雨明けの発表がありそうです。

●24日~29日 梅雨明け10日とはいかず 雨や雷雨の所がありそう

関西では晴れる所が多いですが、27日(土)までは、局地的に雨や雷雨の可能性もあります。
また、昼間は気温が35度前後まで上がる日が続き、夜間も気温が下がりにくいでしょう。
梅雨明け直後は熱中症になりやすい時期でもあるため、昼間だけでなく、夜間も熱中症の対策が必要です。

●夜間の熱中症対策

夜から朝にかけても、気温があまり下がらないと、室内で熱中症が発生するリスクが高まります。夜間の熱中症を防ぐポイントは、次の2つです。

① 寝る前に水分補給をしましょう。
熱中症予防には、水分補給が重要です。寝ている間にも汗をかくので、体の中の水分が失われてしまいます。寝る前には、コップ1杯程度の水を飲みましょう。睡眠中にトイレに行きたくないからといって、水分を控えるのは危険ですし、トイレに起きた時は、水分補給のタイミングです。起きた時にすぐ飲めるよう、枕元に常温の水を置くのがおススメです。

② エアコンを上手に使いましょう。
熱中症予防には、暑さを避けることも重要です。寝室は、寝る前からエアコンを使って、涼しくしておきましょう。また、エアコンが数時間後にオフになるようタイマーをかけると、タイマーが切れた時に部屋の中の温度が、とても高くなってしまうこともあります。タイマーをかける場合は、少なくともエアコンを3~4時間は使うよう設定し、できれば朝までつけっぱなしにしましょう。エアコンは、オンとオフを繰り返すと、そのたびに電力を消費するので、つけっぱなしにした方が経済的です。

情報提供元: tenki.jp日直予報士