今日12日は、大阪府や和歌山県、奈良県で警報級の大雨となりました。明日13日も、同じような場所で再び雨が激しく降る恐れがあります。土砂災害に十分注意をしてください。3連休は傘の出番が続きますが、連休が明けると梅雨明けの兆しが見えてきそうです。

●3連休のお出かけも傘を忘れずに 急な強い雨や落雷に注意

3連休も梅雨空が続き、傘の出番が多くなりそうです。

〇13日(土)
梅雨前線が西日本の南岸付近に停滞するでしょう。朝から昼頃にかけては、前線の活動が活発になるため、太平洋側を中心に広く雨が降る見込みです。雷を伴って、激しく降る所があるでしょう。今日12日(金)大雨に見舞われた場所では、少しの雨でも土砂災害が発生しやすくなります。土砂災害に十分注意をしてください。雨雲が予想より発達したり、長くかかり続けた場合、再び大雨警報が発表される可能性があります。

〇14日(日)
梅雨前線が西日本をやや北上するでしょう。関西の各地で雨が降ったりやんだりする見込みです。傘が手放せないでしょう。

〇15日(月)・海の日
梅雨前線は西日本付近に停滞しやすく、関西は雨が降りやすいでしょう。一部で日差しが届きますが、その後、天気が急変することも考えられますので、空模様の変化には気をつけましょう。

期間を通して、局地的に雷雲が発達する恐れがありますので、雨の降り方や落雷に注意が必要です。梅雨前線の位置の予想が少しでもずれると、雨が降ると予想される範囲が変わってしまいます。雨雲の様子をこまめに確認するようにしてください。

●来週は梅雨明けの兆し 関西は7月18日(木)ごろ梅雨明けか

16日(火)も、梅雨前線が本州付近に停滞するため、関西は雨の降る所があるでしょう。
17日(水)以降は、梅雨前線が日本海まで北上し、活動も弱まる見込みです。湿った空気の影響を受けやすいため、雲は多めですが、日中は晴れ間が広がるでしょう。このあたりで、関西も梅雨明けとなる見通しです。強い日差しが照り付け、最高気温が35℃以上の猛暑日になる所もでてくるでしょう。例年、梅雨明け直後は、熱中症で運ばれる方が急に増える傾向があります。このところ暑さが落ち着いていますので、梅雨明け後の急な暑さで熱中症にかからないよう、いまから心構えをして、対策をしておきましょう。

情報提供元: tenki.jp日直予報士