今日9日(火)の午後は、関東では天気の急変に注意が必要です。所々で雨や雷雨となり、都心も一時的にザっと降るような雷雨の恐れもあります。

●午後は急な雨や雷雨に注意

今日9日(火)の関東は、南部を中心に日差しの届いている所もありますが、雲が多くなっています。午後になると気温の上昇と暖かく湿った空気の影響で大気の状態が不安定になるでしょう。

午前10時30分現在、関東北部では雨雲が発生しています。午後になると南部にも雨の範囲が広がり、東京都心でも雨や雷雨となるでしょう。先週6日土曜日にゲリラ雷雨があったことが記憶に新しいと思いますが、その時ほどの規模ではなさそうですが、局地的に傘をさしていても濡れてしまうほどの激しい雨が降ることもありそうです。これからのお出かけには雨具があると安心で、降り方によっては建物などに直ぐに雨宿りできるように雨雲レーダーをチェックするようにしてください。

●街中でゲリラ豪雨が発生　避難のポイントは

ゲリラ豪雨(局地的な大雨)が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。そこで、避難の際は、次の3つのことに注意が必要です。

①雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。
②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。
③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。

情報提供元： tenki.jp日直予報士