東海地方は、明日3日から5日(金)は局地的なにわか雨はありますが、梅雨の晴れ間になるでしょう。各地で猛烈な暑さになり、静岡では37度と体温超えの猛暑が予想されています。また、6日(土)以降は梅雨空が戻る見込みです。

●今日2日午後から再び雨の所も

今日2日の東海地方は、昨日1日よりも雨の範囲は狭まり、静岡県や岐阜県を中心に晴れ間が出ています。これまでの雨で、岐阜県の山地の多くの地点で100ミリを超え、郡上市ひるがのや下呂市萩原で200ミリ越えとなっています。
今日2日午後は、梅雨前線が西から次第に北上し、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。雨は小康状態になっていますが、午後は再び前線の活動が活発化し、雨の降る所が多くなりそうです。局地的には雨や雷雨になる所があるでしょう。岐阜県を中心に、これまでの大雨で地盤が緩んでいる可能性があります。急な崖や斜面など、危険な場所には近づかないようにしてください。

●明日3日は広く梅雨の晴れ間 急な暑さで熱中症に厳重警戒

明日3日以降は、一段と蒸し暑い空気に覆われて、猛烈な暑さになるでしょう。

明日3日は、梅雨前線は日本海へ北上し、本州付近は高気圧に覆われて広く晴れ間が出るでしょう。今日2日よりも大幅に気温が上がるため、急な暑さで熱中症のリスクが高まります。エアコンを使用して、暑さを我慢しないようにしてください。
特に、静岡市では4日(木)は37℃、5日(金)は36℃予想と、猛暑日が予想されています。雲も少なく朝から強い日差しが照りつけることや、南西の風が吹きやすくフェーン現象の効果も加わるため、気温が上がりやすくなります。

連日の暑さで体調を崩さないよう、熱中症対策を万全にしてお過ごしください。

●2週間天気後半:10日(水)~15日(月) 梅雨明けはいつ?

10日(水)以降、梅雨前線は本州付近や日本海沿岸に停滞しやすいでしょう。雨の日が多く、前線の活度が活発になることもありそうです。なお、東海地方の梅雨明けの平年は7月19日ごろです。日本気象協会が発表した最新の梅雨明け予想では、今年2024年の梅雨明けは7月中旬ごろと平年並みの予想です。梅雨末期の大雨に警戒してください。
曇りや雨の日が多く、極端な暑さとなる日は少ないですが、ムシムシとした不快な暑さが続きそうです。

情報提供元: tenki.jp日直予報士