今週の天気 西日本中心に警報級の大雨 週末から全国で10年に一度レベルの高温予想
今週は、大雨と暑さに警戒が必要です。特に、26日(水)~28日(金)は梅雨前線の活動が活発になり、西日本を中心に大雨のおそれ。曇りや雨でも真夏日続出、湿度も高く熱中症リスク大。今週末30日(日)からは全国的に10年に一度レベルの高温予想も。日中だけではく、夜間の熱中症にも注意が必要です。
●西日本を中心に警報級の大雨
明日25日(火)も、梅雨前線の影響で九州~四国を中心に雨で、九州南部(鹿児島・宮崎)や熊本では朝まで局地的に激しく降るでしょう。午後は次第に弱まりますが、九州ではこれまでの雨で地盤が緩んでいる所があります。少しの雨でも土砂災害や川の増水などに注意が必要です。
また、北日本では、別の気圧の谷や湿った空気の影響で大気の状態が不安定となります。昼前後は、東北北部を中心に1時間に40ミリ以上の激しい雨の降る所があるでしょう。落雷や突風にご注意下さい。
26日(水)~28日(金)は、梅雨前線の活動が再び活発となるでしょう。九州~近畿では警報級の大雨のおそれがあります。東海や関東も雨脚が強まるでしょう。
全国的に曇りや雨でも気温は高く、最高気温は30℃前後まで上がる日が多いでしょう。湿度が高く、かなり蒸し暑くなりそうです。北海道は晴れて、札幌でも今年初の真夏日となる見込みです。
梅雨明けした沖縄は、夏空と厳しい暑さが続くでしょう。沖縄気象台は今日24日(月)、7月1日(月)頃にかけて最高気温が33℃以上となる所があるとして「高温に関する情報」を発表し注意をよびかけています。
●10年に一度レベルの高温予想 湿度も高い 熱中症リスク大
気象庁は今日24日(月)、「高温に関する早期天候情報」を発表しました。この情報は、10年に一度レベルの高温になる可能性がいつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。
6月30日(日)頃から、全国的に平均気温が高く、厳しい暑さが予想されています。夜間も気温が下がらず、東京都心など熱帯夜が続く見込みです。
今年の梅雨は大雨と猛暑が隣り合わせ。梅雨入りは各地で遅れましたが、梅雨入り早々、梅雨末期のような大雨に。また、今日24日(月)のように、梅雨の晴れ間になると猛暑日続出で危険な暑さとなるため注意が必要です