【速報】中国地方と北陸地方が梅雨入り それぞれ平年より10日以上遅い
気象庁は今日22日、「中国地方と北陸地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
●中国・北陸地方が梅雨入り
気象庁は今日22日午前11時、「中国地方(山口県を除く)と北陸地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
中国地方では昨年より24日、平年と比べても16日それぞれ遅く、北陸地方では昨年より13日、平年と比べて11日それぞれ遅い梅雨入りです。中国地方では統計開始以来3番目に遅い発表となりました。
今日の中国地方は広い範囲で雨が降っていて、北陸地方でも次第に雨となる見込みです。ともにこの先、曇りや雨の日が多くなる予想です。
なお、梅雨明けの平年日は、中国地方で7月19日頃、北陸地方で7月23日頃です。
気象庁が20日発表した1か月予報によると、中国地方と北陸地方のいずれも、降水量は7月中頃にかけて平年並みか多い見込みです。梅雨明けの時期が平年並みだとすると、短い梅雨の期間に集中してまとまった雨が降る可能性があります。梅雨の大雨に注意が必要です。
※梅雨は季節現象であり、梅雨入り・明けには平均5日程度の移り変わりの期間があります。また、梅雨入りの発表は速報値であり、秋に再検討され、時期が見直されることがあります。