熱帯低気圧が発達 今後24時間以内に台風1号発生へ 前線を活発化させる恐れも
日本の南の海上、カロリン諸島にある熱帯低気圧が、今後24時間以内に台風1号になる見込みです。週明けにかけてフィリピンの東海上をやや発達しながら北上するでしょう。日本付近には梅雨前線が停滞しているため、台風周辺の暖湿流が前線を活発化させる恐れも。今後の情報に注意。
●今後24時間以内に台風1号発生へ
日本の南の海上、カロリン諸島には熱帯低気圧があります。
この熱帯低気圧は、明日24日(金)午前9時までの今後24時間以内に台風1号に発達する見込みです。
週明けにかけてはフィリピンの東の海上をやや発達しながら北上するでしょう。28日(火)頃には、沖縄の南へ進み、速度をやや早めながら、北東へ進む見込みです。
日本付近には梅雨前線が停滞しているため、台風の北上にともなって、台風周辺の湿った暖かい空気が流れ込んで、前線を活発化させる恐れがあります。
来週前半は広い範囲で雨が予想されていますが、局地的にはまとまった雨になる可能性があります。
まだ、台風の進路や影響については幅がありますので、最新情報をご確認ください。大雨が予想される際には、早めの対策を心がけるなど、十分にご注意ください。
●台風の発生数
今年はまだ台風の発生がなく、台風1号の発生がかなり遅れています。
これから夏に向けて、台風のシーズンに入っていきます。年間の台風発生数が多いのは、8月、9月です。
台風が発生した際には、情報に十分注意して、早めの対策を行ってください。