大阪で今年初の夏日 土日はさらに気温UP 来週も高温傾向続く
今日12日(金)は、九州北部から東北の広い範囲で晴れて、日中は平年を上回る暖かさの所が多くなりました。大阪市では午後4時までの最高気温が25.0℃と、今年初めての夏日を記録。暖かいを通り越して、暑さを感じるくらいの所もありました。
向こう一週間も全国的に高温傾向が続き、特に明日13日(土)から週明け15日(月)にかけては、平年を大きく上回る気温の所が多くなりそうです。
●大阪市や佐賀市で今年初の夏日を記録
今日12日(金)は、九州北部から東北の広い範囲で晴れて、日中は日差しのもとで気温が上がりました。
午後4時までに、大阪市では最高気温が25.0℃と今年初めての夏日を記録。佐賀市でも26.7℃まで気温が上がり、今年初めて25℃を上回りました。東北でも広く晴れて平年を上回る暖かさとなり、岩手県の宮古市では最高気温が22.9℃と7月上旬並みに。暑さを感じるくらいの所もありました。
一方、関東沿岸部では雨が降り、それほど気温が上がっていません。東京都心は午後4時までの最高気温が18.2℃と、平年を少し下回る気温です。ただ、明日13日(土)以降は東京都心など関東沿岸部も含めて、高温傾向が続く見込みです。
●明日13日(土)以降は高温続く 関東以西で夏日続出 北日本でも汗ばむくらいに
明日13日(土)・明後日14日(日)は、西日本から北日本の広い範囲で晴れて、日中は汗ばむ陽気になりそうです。特に14日(日)はグンと気温が上がり、関東から西では最高気温が25℃以上の夏日の所が続出する見込み。東京都心は最高気温が26℃、仙台でも最高気温が25℃と、半袖で過ごせるくらいの所が多いでしょう。
週明け月曜日以降も暖かな空気に覆われて、関東以西では25℃前後まで上がる日が続く見込みです。
まだ今は4月。体が暑さに慣れていない時期であり、真夏のような厳しい暑さでなくても、熱中症になってしまうことがあります。
熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。
① 暑くなり始めの頃から、暑さに備えて体づくりを行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体を暑さに慣れさせてください。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。