今日21日、正午までの最高気温は関東から西で10℃に届いていない所もあり、全国的に冷たい北風が身にしみるような寒さです。桜の開花が待ち遠しい頃ですが、つぼみも震えるような寒さとなっています。週末から気温は上昇傾向に。いよいよ桜開花の便りが届くか。

●今日21日 真冬のような寒さも

今日21日(木)、日本付近は冬型の気圧配置となっています。日本海側を中心に雪が続いていて、強い季節風で近畿や東海など一部、太平洋側にも雪雲が流れ込んでいます。

正午までの最高気温は、東京都心は10.7℃と冬の寒さです。北西の風が強く吹いていて、最大瞬間風速は午前9時36分に17.7m/sを観測しました。冷たい北風で、体感的には一層寒く感じられます。

大阪市では正午に「にわか雪」を観測。正午までの最高気温も低く7.7℃までしか上がっていません。しぐれとなっている広島市は6.7℃、名古屋市は晴れていますが、最高気温は9.1℃と10℃に届いていない状態です。

午後も冷たい北風が身にしみるような寒さが続くでしょう。暖かいコートでお出かけください。

●23日土曜まで寒さ続く 24日日曜から気温上昇へ

明日22日(金)も、平年に比べて最高気温が低めの所が多くなるでしょう。週末から徐々に西から気温が上昇傾向となります。24日(日)は、東京で17℃、仙台で16℃まで上がり、九州や関東、東北でも15℃を超える地点が一気に増えそうです。週明けは名古屋で20℃と春本番の暖かさとなりそうです。

いよいよ週末から来週にかけて、関東以西のあちらこちらから桜開花の便りが届くでしょう。咲きたての桜を楽しみたいところですが、24日(日)から26日(火)にかけて、西日本を中心に大雨となる恐れがあります。お花見は、2週間天気をこまめに確認しながら、雨の降るタイミングなどをご確認ください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士