スギ花粉のピーク続く 12日は少ない所も対策を 3月下旬はヒノキ花粉が大量飛散
今日12日は、東海や関東などは雨の降る時間が長く、花粉の飛散量は抑えられそう。ただ、明日13日以降は、再び大量飛散。3月下旬からは、ヒノキ花粉の飛散がピークへ。
●雨が降る前 雨あがり 花粉に注意
今日12日は、低気圧の影響で雨の範囲が東へと移っていきます。九州から近畿は、雨あがりの花粉の飛散にご注意ください。
東海と関東甲信、北陸は雨や雷雨となり、太平洋側の沿岸部では激しい雨の降る所がありそうです。雨が降りだすと、花粉の飛散は抑えられるでしょう。
東北も雨が降る前は、花粉が飛びやすいです。油断せずに対策をしてください。
●スギ・ヒノキ花粉のピーク予測
スギ花粉の飛散のピークは、関東や東北では3月下旬にかけて続きますが、今後はヒノキ花粉の飛散が増えてくるでしょう。
九州は、まもなくヒノキ花粉の飛散が最盛期となりそうです。3月下旬になると、中国地方や東海、関東など、続々とヒノキ花粉の飛散がピークを迎えます。仙台はヒノキ花粉の飛散量は少なく、はっきりしたピークは現れない見込みです。
雨上がりの日や、晴れて気温が高い日などは花粉が大量に飛ぶでしょう。まだしばらく辛い時期が続くため、万全の対策をしてください。
●帰宅後の花粉対策 体についた花粉を室内に入れないために
花粉症の症状を緩和させるには、できるだけ花粉を避けることが大切です。そのためには、帰宅した際、体についた花粉を室内にいれないよう、以下のことを心がけましょう。
① 上着を玄関先ではたくなど、室内に入る前に、洋服や髪の毛についた花粉を、落としましょう。花粉症でない方も、このひと手間を心がけていただけると、花粉症の方にとって過ごしやすい空間を維持することができます。
② 髪の毛についてしまった花粉は、シャンプーで洗い落とすのも効果的です。
③ 帰宅後は、すぐに、うがいをして、喉に流れた花粉を取り除きましょう。
④ 洗顔をして、顔についた花粉を落とすのも、おすすめです。洗顔の際は、眼や鼻の周りについてしまった花粉が、体内に侵入しないよう、気を付けてください。