日本海にある雨雲が、昼過ぎに能登半島付近にかかる見込みです。積雪となっている所もあり、少しの雨でも土砂災害に注意が必要です。

●能登半島に雨雲近づく

日本海には気圧の谷に伴う雨雲があって、東に進んでいます。このあと昼過ぎには、能登半島付近にかかって、一時的に雨が降る見込みです。

雨は、そこまで強く降る予想ではないものの、能登半島地震で揺れの強かった地域では地盤が緩んでいるため、少しの雨でも土砂災害に注意が必要です。

また、積雪となっている所でも雪解けによって、土砂災害のリスクが高まるおそれがあります。

●地震活動は依然活発

気象庁が昨日29日(月)に発表した令和6年能登半島地震に関する情報によると、石川県能登地方の地震活動は、1日の地震前に比べると、依然として活発な状態が続いています。

気象庁は、雨による土砂災害のほか、今後2~3週間程度は最大震度5弱程度以上の地震にも注意するよう呼び掛けています。

情報提供元: tenki.jp日直予報士